【Shop / Pep】デイジーメッセンジャー

 完成車そのままでも充分に楽しめるPep cyclesの自転車は、ライフスタイルや乗り方に合わせてカスタマイズをすることで、ユーザーに合った快適な一台にすることが可能です。そんなカスタムのアドバイスやお手伝いをしてくれるのがPep cyclesを取り扱っている全国の魅力ある自転車ショップさん。【Shop / Pep】ではそんなお店を紹介します。

 

 今回紹介するお店は、愛知県・名古屋市で自転車便と自転車修理サービスを行う「デイジーメッセンジャー(DAISY MESSENGER)」。修理メインでしたが、今年(2019年)10月からPep cyclesの自転車を取り扱うことになったお店です。

 

デイジーメッセンジャー、完成車はじめました!

「ここでは修理しかやっていなかったんです」という、デイジーメッセンジャーの嶋崎 出さん。ここでは名古屋市内でのメッセンジャー(自転車便)がメインの業務で、その他に自転車の出張修理を行っているのだけど、しかし知り合いだったり、この場所を好きで来てくれる方が何か自転車が欲しい、かっこいい自転車に乗ってみたいという方に、何か自分たちで自転車を用意できればと考えていたとのことだ。

「フレームや完成車を扱っていなかったので、これまでは自転車欲しいという人は断っていたんです。しかし今年の秋に身長153cmの女性の方が自転車を探していたときに、うちでは完成車は扱っていないし、対応するサイズの中古自転車はほとんど出回らないいし……、そうなると以前、試乗もして気になっていたPep cyclesの自転車が、確かサイズも合いそうなものがあるので、これをキッカケに取り扱いを始めようか?ということで、今年10月からPep cyclesの取扱店になりました」。

 

名古屋市内のデリバリーのため、スタッフが次々と出動していくメッセンジャー会社の朝の日常。メカニックも担当する猿渡 彰さん。

 

お話を聞かせてくれたメッセンジャー歴17年の嶋崎 出さん。デリバリーの他に、営業、デザイン、写真撮影、シルクスクリーンのプリントなど幅広く担当する。

 

自転車屋の腕の見せどころ甲斐がある、シンプルでモダンな自転車

 「良い剛性感を感じたり、乗り味もとても良く、好きなようにカスタマイズして長く乗ることができて、見た感じはシンプルだけど、ちゃんとモダンな企画を取り入れたり、メンテナンスがしやすさもポイントと感じたんです。サーリーが出てきたときに、万能に乗れるモデルのクロスチェックが一番人気があったかと思いますが、それに近い印象で、さらに1モデルしかないというのがより気になる要素でした」。

 メンテナンスする自転車は、ママチャリが中心とのことで、メンテナンスを担当する猿渡 彰さんは「ほんとにパーツチョイスもメンテナンス性も良くないんです……。ママチャリなどを普段触っていると、Pep cyclesの製品は隅々まで工場にオーダーしている様子が感じ取れてすごいなあと。たとえばフレームの形状もエンドもヘッドも何もしなければ、とくにこだわったディテールにはならないハズですが、でも自転車それぞれは製品になって乗る人がいるわけで、つまりPep cyclesは自転車に乗っている方が作っているからこそ、そこまでこだわるんだろうなと思います。ちなみにリアにはフリーハブがついていてギアの多段化がしやすいようにしていたりする点なんかは、これから始めるユーザーさんには分かりづらくマニアックな点かもしれませんが、自転車屋的には、すごくニヤっとしてしまいます(笑)」。

 

自転車の出張サービスに活用するのが、三輪のカーゴバイク。出張先でのどんなトラブルにも対応できるよう、工具と補修道具をできるだけ持っていきたいため、この自転車のチョイスになったのだそう。

 

デイジーメッセンジャーの店舗にあるメカニックスペースには、通常の自転車プロショップと遜色の無い工具や設備が整っている。

 

スタッフの猿渡さんは過去にダウンヒルもやっていたりとかなりのMTBフリークで、過去に使用していたサスペンションのフロントフォークが所狭しとトイレに収納されている。昔からのMTB好きにとっては、かなり楽しめるコレクションだ。

 

女性が(男性も)もっと自由にスポーツ自転車に乗ってくれる世の中に

「スポーツ自転車が初めてというお客さんには、とにかく身長に合うサイズの自転車を探してあげたいと思っています。ちょうど良いサイズに巡り会えるかどうかが、その後、ずっと快適に長く乗れるかの重要な要素になってくるので。これまで女性がかっこよく乗れる自転車の選択肢が少なく限られてしまっている状況を見てきましたが、Pep cyclesはサイズのラインナップがちょうど良く、価格やカラー、シンプルなデザイン、トレンドを抑えたハンドルのチョイスなども含めて、お客さんに提案して乗ってもらいたい自転車と感じています。もっと自由に女性がスポーツ自転車に乗ってくれる世の中になることが僕は良いなあと願っているので、Pep cyclesの自転車は、そんなきっかけになる一台かと。もちろん男性もオススメですので、相談しに来て欲しいです!」

 

 
 
 
 
 
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デイジーメッセンジャーでの記念すべきPep cycles納車一台目は、街乗り用の自転車を探していた女性。こちらは納車時の写真とのことですが、すでに470mmサイズの「NS-S1」が似合っています! デイジーメッセンジャーインスタグラムより

 

次に購入する方は日本一周の旅のためと、全く異なる使い方をする女性とのこと。写真はこれまでの日本一周の旅先から送ってくれたハガキの数々。自転車を一新した新たな旅からは、どんな便りが届くのだろうと、スタッフ一同、今から楽しみにしているとのことだ。

 

自転車と音楽の共通項で見えてくる、もっと自由な自転車ライフスタイル

 もっと街にスポーツ自転車が増えて欲しいという思いがあって、メッセンジャーや、自転車修理の仕事を続けているという嶋崎さん。「僕はMTBにも乗らないし、シクロクロスのレースやイベントも一年に一回出るかどうかで、普段から街乗りしかしていないんですが、Pep cyclesを見たときに街で乗るための自転車だなと感じました。そして、そういった自転車がアウトドアやいろんな乗り方で使えるのは魅力的だなと思っています!実は自転車にオリジナリティをもたせるのはそれほど興味がないんですよ。それよりも乗る人に個性があると思っているから、自転車は何でも良いのではと考えています。例えば、僕はJAZZが好きでオルガンを演奏するのですが、JAZZにはスタンダードという誰もが演奏するカテゴリーがあって、それらの曲は演奏する人によって全然違う解釈になって、もちろん演奏もその時によって違うという感じが好きなんです。ラテンやボサノバ、スカやポップスでも演奏されて、それが根付いてそれぞれの国で広まっている。つまり自転車も一緒で、購入してくれたらその人のライフスタイルに合わせていくものであって、乗り方もカスタムの方向性も、その人のライフスタイルと共にあるもではないですか?」

 嶋崎さんはメッセンジャーを初めてから、街と自転車の組み合わせは合うし、そのライフスタイルで行けば、ミュージック、カルチャー全部絡められるので、いいなあと感じて音楽仲間にみんなに進めたけれど、興味は持ってくれなかったとのこと。けれどピストブームで皆乗るようになり、あれだけ言っていたのに何をいまさらと(笑)。そのおかげかもしれないけれど、今ではいろんな人が良い自転車に乗るようになっているので、まあ良かったのかなと感じているとのことだ。

 

嶋崎さんはオルガンでJAZZを演奏することもあり、オフィスにはたくさんのアナログレコードや、自ら弾くオルガンや、レアなオルガン専門スピーカー(レスリースピーカー)が置かれている。音楽と自転車の共通性を感じ、どちらも追求するスタイルは揺るぎ無いものと信じている。

 

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『SHOP DATA』

デイジーメッセンジャー(DAISY MESSNGER)

名古屋・地下鉄東山線「新栄町駅」から徒歩5分。名古屋駅から約3.8km。

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