【Ride / Pep】ランチ・パッキング・ライド(1/2)


 Pep cyclesの自転車があると、どのようなサイクリングやライフスタイルを過ごせるかということを、サイクリングを通してお伝えする『Ride / Pep(ライド ペップ)』。今回はバイクパッキングを通じた自転車の楽しみ方を伝えている「Whatineed(ワラニー)※WEBサイトは誠意製作中」の代表、佐藤真吾さんの案内で、食を楽しむための「ランチ・パッキング・ライド」を、新型のフレームセット販売のモデル「NS-FS」に乗り、東京の羽田空港近くの城南島海浜公園までの、片道約10kmの道のりを走って、ランチを楽しんできました!
 今回は、“ライド距離少なめ、ランチ時間多め”を予想したけれど、東京の湾岸は思いがけずに見どころが満載。ということで前編の今回は、五反田駅を出発して城南島海浜公園に到着するまでの10km弱の“サイクリングの様子”をお届けします。メインの“豪華ランチ”は後編で……。
 上の写真はメインの大通りから一本それたところで、京浜運河と東京モノレールの迫力満点の景色に遭遇。突然の発見はサイクリングならではです。

 

AM9:00、Whatineed(ワラニー)の佐藤さんとJR五反田駅付近に集合。ここで佐藤さんについてご紹介! 1990年代にコロラドでレンタルしたMTBがきっかけで自転車にハマり、2011年から始まるシングルスピード自転車の日本選手権(SSJ)にてスタッフとしてMCを担当。2017年にはBikepacking JAMでスタッフを担当し、2019年は坂バカが集まるThe PEAKSでMCを担当するなど、広く自転車業界に関わっている方。自身の経験を踏まえての“ちょいと長い考察”で評判の「サルサ野郎は考えた ※移転検討中」のブログ主。そして2017年に「そうそう、こんなアイテムが欲しかったんだよ」という想いを込めて、SNS、口コミを通じてバイクパッキングの専用アイテムなどをプロダクトとしたブランド「Whatineed」を立ち上げた。同時にバイクパッキングをテーマとしたイベントや、how toを伝えるワークショップなどを行っている。そんな佐藤さんが提唱するひとつのスタイルが、キャンピングとなる本格的なバイクパッキングまではいかなくても、短時間で気軽に楽しめる「ランチ・パッキング・ライド」(内容は徐々に説明!)を、案内していただきました!

 

今回の「ランチ・パッキング・ライド」のルートは、誰でも気軽に楽しめるように短めに設定。先を特に急ぐわけではないため、幹線道路はなるべく避けて、走りやすく気持ち良い景色のところ(これが重要!)を選んで進むことに。スタートしてから間もなく、大崎付近までの目黒川沿いの木漏れ日の中は、本当に気持ち良く走れます!

 

目的地の城南島海浜公園以外で寄る必要がある場所は、食材を調達するためのスーパーのみ。佐藤さんの設定したルートをもとにグーグルマップを確認しながら「東海道の旧街道が側を走っているので、風情が良いかも!」と、時々アレンジしながら進みます。ということで上の写真は、途中で出会った京急本線の新馬場駅付近の赤い橋! 赤い橋があると、なぜか途端に観光気分になりますよね(今回のライドメンバー全員、東京在住ですが、すっかり観光モード!)。

 

旧東海道沿い、北品川商店街には、昔の交番跡かと思われる味わいのある建物が。「ここは、なんだろうね?」と言いながら、自転車置いて撮ってみようということに。そして「交番跡ってなかなか珍しい!」とか「調べるとドラマのロケ地として使われているようだ」。なんて話をしながら、停めた自転車を眺めていると自転車談義に突入。ちなみに佐藤さんの自転車の後部にはパニアバッグが両脇に装着されています。今回は日帰りのためキャンプなどの泊まる道具が入っているわけではありません。ということは、この中、ほとんど食材?

 

最初の目的地、途中の大型スーパーに立ち寄りました! 今回の目的は到達地点でランチをすることなのでパッキング(自転車に積載)しているものは調理道具と食材がほとんどなのですが、目的地に着く前に食材を買うところがあれば、冷凍や冷蔵などの事前準備の手間が減るため、生鮮食品はここで調達。今回のランチ・パッキング・ライドのルートは街中を走るということを最大限活かしたプランです。
肉やアサリ、エビなどを選びながら、簡単に調理できる食材や便利に使える調味料類なども教えてもらったりと、佐藤さんがガイドするスーパー内ツアーもなかなか興味深い時間に。あれ? そういえば野菜類は買っていないんですが?(→今回は全員男性なので、肉だけでも良いかという判断に。なるほど!)

 

食材をパニアバッグに収納し、あとは目的地までひたすら走るだけ。京浜運河にかかる歩行者用の大きな橋「かもめ橋」で、八潮エリアに渡りました。歩行者用の橋なので、急いで渡る必要が無く、途中で景色を眺めたりしやすい! しばしの間、東京湾岸の景色と、モノレールを眺めてのんびり。

 

橋を渡った先の京浜運河沿いは、自然の中を最大で南北約2.4kmもの距離を走ることができる快適なルート。写真のように、ここにはシングルトラックもあるので、ダート走行も得意なPep cycleの自転車は本領発揮! バックパックなどは背負わず、荷物はすべてパニアバッグに収納している佐藤さんも、身軽にダートを走っていきます!

 

自然が豊富な京浜運河緑道公園。気持ち良くて一気に走り抜けてしまいそうですが、初心者が一緒に来ていることも想定しながら、時には停まって自然観察もしてほしい場所なのです。

 

JR東海新幹線大井車両基地を跨ぐ橋では、めったに見られない新幹線の軌道を検査するレア車両“ドクターイエロー”を目撃して、写真を撮りまくって喜ぶ大人たち。柵の切れ目など、じっくり眺めるポイントを見つけてすぐに停まれるのは自転車ならでは。クルマやモーターサイクルだったらそうは行かないので、自転車は社会科見学には最適かもしれません。

 

存分にドクターイエローを観察した後は、トレイルのような木漏れ日がきれいな道に遭遇して冒険気分に! サイクリングの道のりに街や自然などの景色や路面の変化があると、たとえ距離があったとしても飽きずに進めます。

 

次に現れたのは、コンテナを運ぶトレーラーの台車だけを格納している立体駐車場を発見。これは大迫力! さすが巨大コンテナ船の荷揚げをする大井ふ頭が近くにあるためか、このエリアをサイクリングしているだけで独特の設備に遭遇します。しばし停まって観察していたのですが、トレーラーがあっというまにバックさせて台車を収納。なんだか大人の遠足的になってきました!

 

続いてバンプールと呼ばれるコンテナターミナルも間近に遭遇。Pep cyclesもこのようなコンテナで海を渡ってくるんですね、なんて話をしながら、大人の社会科見学(違う!?)が進みます。

 

五反田駅から走ること2時間半、佐藤さんが事前に予約をしてくれていた、日帰りバーベキューが可能な「城南島海浜公園」に到着しました。受付を済ませたら指定のエリアまで自転車を押しながら移動します。「バイク・パッキング・ライド」では、クルマで行くキャンプやBBQと異なり、自転車にランチ用の食材や荷物がすべて載っているので、搬入の便利さは、抜群です!

【城南島海浜公園】
東京都大田区城南島4-2-2

 


寄り道が多くなってしまったけれど、12時前に到着できたので、ランチにはちょうどよい時間に。Whatineed佐藤さんが案内する『Ride / Pep』ランチ・パッキング・ライド、この後はいよいよ調理が始まる本番のランチ編。記事は後半に続きます!

 


今回のランチ・パッキング・ライドの前半のルートはこちら。なるべく街中を避け、裏街道や公園をつないで城南島海浜公園に向かう、ほぼ平地で約10kmの道のり。城南島海浜公園に近くなるにつれて、大井ふ頭からのトレーラーが増えてくるため、ルート設定が少し難しいけれど、それ以外は初心者でも安心して走れる快適ルートです。

 

Guide
佐藤 真吾 Shingo Sato
Web site: https://www.whatineed.tokyo
Facebook: https://www.facebook.com/Whatineed-134933067063385/
Instagram@whatineed_shingo

Whatineedオリジナル商品のほか、Pep cyclesもご購入いただけます。実店舗はありませんのでwhatineedshingo@gmail.com または、FacebookのWhatineedページのメッセージからお問い合わせください。

Photo and text
石川 望 Nozomu Ishikawa
Instagram@nozomui

自転車雑誌「Bicycle Magazine」や「Bicycle Navi」、その他、自転車と写真をテーマとした「Bicycle Photo Magazine」の編集制作を担当した編集者兼フォトグラファー。その他、自転車やアウトドア、アパレルブランドの撮影やディレクションや、自転車での旅と写真をテーマとしたワークショップやツアーなどに関わる。

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