AJOCCシングルスピード選手権
AJOCCシングルスピード選手権にてPep cycles、NS-D1に乗る吉元健太郎選手が優勝しました!!!以下、吉元選手のレポートです。
12月に開催された第23回シクロクロス全日本選手権にはマスターズ40-44にエントリー。
11月のシングルスピード選手権in野辺山では入賞するつもりでいたのに、表彰台どころか最後に順位を落として6位まで転落。
思い返すと、SSCXが欲しいと思い、鳴木屋さんに相談したところ、Pep Cycleを紹介してもらい、発売前のフレームに手持ちのパーツでシーズンに間に合わせてもらいました。その恩に報いるために、是が非でも勝ちたかったのに、不甲斐ない結果に自分の気持ちも奈落の底へ転落、、、。そんなときに今回の全日本ではSS選手権も開催されるとの情報が!!これは、前回の無念を晴らす絶好のチャンス。マスターズとダブル表彰を狙いレースに臨む。早速レンタカーも予約し準備万端でいたところ、前日の午後に國井さんからのFBで現地の雪景色を確認。まずい、、、前回の野辺山は情報に踊らされいち早くスタッドレスを借りたら肩透かしにあったため、今回はあぐらをかいてノーマルタイヤで予約してしまった。慌てて確認すると、常連となったオリックスレンタカーでなんとかスタッドレスを確保!
初めて会場にローラーも持ち込み前回の反省を生かし、コースチェックからアップもばっちりでマスターズに。結果は残念ながら4位だったか、ここで苦手なところ、得意なところを把握し体が冷えないようアップしながら、SSのスタートを待つ。レース前から北澤さんや、つっつんにもエールを受け目指すは優勝のみ!開始早々、いい位置につけトップを狙う。周りは様子を伺っている様なので、マスターで走ったばかりの利点を生かし一気にトップに出る。ここでペースを上げれば、さっき走っていない人は慌ててミスも誘えるかもしれない。吹き付ける風で路面は刻々と変化し、凍り始めるところもできたため、注意を払いながらトップを維持し後ろとは10秒前後の差を保つ。後半はすれ違いざまに他の選手を確認すると少し息も上がってきている様子だが、自分はまだ余裕もある。しかし残り2周の上りで足に疲労を感じる。本当に2周だろうか?残り1周と出たら次は0と表示されもう1周なんてことはないだろうか、だんだん数が数えれなくなる。でも、足を残すなんて考えてはいけない。とにかく全力。登りはダンシングを織り交ぜ弱気なところは見せずに走る。ゴールの瞬間にハイタッチを求めてもらったのに間に合わずに手を挙げる写真を納めてもらいゴール!
最後まで転倒することなく、走りきれたのはマスターズのおかげだろう。そして、SSではピットに誰もいない中、声をかけてくれた妻に感謝。
鳴木屋輪店+Pep cycles はじめ応援してくれた皆さん本当にありがとうございました!